大人が楽しむ「クモ観察会」
昆虫観察会との同時開催、こちらは中学生以上大人中心と棲み分けをし、9時にスタートしました。
集合地点の鳥類園・ウォッチングセンター周辺で、太い×印の在る網を作るコガタコガネグモに全員から歓声を起こったり、低木の上部でよく見掛けるクサグモとコクサグモの違いの説明に質問が飛び交いました。
講師の新井さんが絶滅危惧Ⅱ種のキシノウエトタテグモを発見。
さすが手馴れた手先、糸で裏打ちされた長さ5cm程の住居を掘り起し・かつ中に棲む♀本体を上手に採り出されたので、全員が両方には概ね初対面!大変珍しい体験が出来ました。勿論、観察後は♀を元に戻しました。
12時にやっと冷房の効いたクリスタルビューに到着、昼食後はクモ合わせと歓談を楽しみ13時に終了。参加者からは”猛暑の中でしたが、クモの魅力を存分に楽しむことができました”など。主催側としては”観察会レベルでも「分布状況を把握するという意味でも、学問として重要な記録」が取れたと喜んでいます。
なお希望者のみで、トンボ池~芦ヶ池への半ば迄観察し、15時解散となりました。
2014年08月02日