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設立の経緯

 航空写真

 江戸川区は現在68万区民を擁し、区名の由来となった江戸川と荒川の2大河川をはじめ多くの河川や親水公園、また自然の海もある豊かな環境に恵まれた都市です。

 

 

環境の悪化と環境をよくする運動

 

 江戸川区はかつて田園風景が広がる緑あふれる地域でしたが、昭和30年代後半からの高度経済成長に伴い都市化の波に洗われました。中小河川は汚れ緑も減り、特に昭和40年代に入ると、3大公害との戦いが始まりました。葛西地域へのごみの不法投棄、羽田空港B滑走路の開設による航空機騒音問題、さらに成田新幹線通過問題など、生活環境を脅かす環境問題が次々と起こりました。 こうした中、江戸川区は町会・自治会を中心に区民と一体となって「環境をよくする運動」を進め、大きな成果をあげました。この運動はその時々の環境問題に果敢に挑戦し、今日まで続いており、力強いコミュニティを生み出しています。

 

地球環境問題                                           

 

 一方、現在は公害問題に変り地球環境問題が深刻さを増しています。世界各地で頻発する集中豪雨、干ばつ、大型台風などの異常気象は地球温暖化の影響によることは否めません。IPCCの最新の報告では、温暖化の原因は人類の活動によることがより明確にされました。今を生きる私たちは、将来の世代に豊かな環境を引き継ぐため、一人ひとりが環境づくりに真っ向から取り組んでいかなければなりません。

 

えどがわエコセンターの設立

 

 江戸川区では平成14年に新たな長期計画が策定されました。この中で、地球環境を守り地域環境を良くするには、一人ひとりが環境にやさしいライフスタイルに転換していく必要性が示されました。その考えを実践するため、区民、事業者、行政が対等な立場で連携し、協働するという新しいパートナーシップが求められました。意見交換会

 このことから環境の専門家、区民、事業者、環境団体、行政で構成する検討委員会を立ち上げ約7か月にわたり活発に意見を交換しました。この間、アンケート調査を区民2000人、事業者500事業所を対象に実施するとともに、講演会や区民意見交換会を開催しました。その結果、オール江戸川で地域の様々な方たちが参加するNPOの形で新たな環境づくりに取り組んでいくことになりました。また、イメージキャラクターの募集には全国から673点の応募があり、現在のエコちゃんキャラクターが最優秀賞に選ばれました。

 

 

 こうした取り組みを経て、平成16年3月には都知事からNPO法人としての認証がおりました。翌4月に、我が国の環境分野の第一人者である岡島成行氏を理事長(現会長)に迎え、いよいよNPO法人えどがわエコセンターが誕生しました。その運営には、区民、事業者、環境団体、商店、町会・自治会、学校、行政などの様々な立場の人たちが関わっていくことになりました。開設式典では当時の環境省大臣官房審議官から、このような取り組みは全国的にもあまり例がなく、大変期待をしているとのコメントをいただきました。開設式典

 エコセンターでは目指す方向性として「環境生活力」をキーワードにしました。これは、「環境に負荷をかけずに豊かな暮らしを実現できる力や自然の中で遊び生きる力など」を総称したものです。エコセンターをフィールドとして、既存の枠組みを超えた新しい連携や協働が生まれます。

 江戸川区という地域社会を舞台に、世代を超えて多くの人々が環境に貢献する活動を繰り広げ、「日本一のエコタウン」の実現を目指して取り組みが始まりました。

 

10年間の主な出来事

 

エコセンター10年間の主な出来事(年表)は、こちらからご覧いただけます。